踵(かかと)が痛い。

足が痛い。それも踵(かかと)が痛いと訴える人が増えているそうです。歩くと痛いし、またひどいと日常生活に支障があることもありますね。子供、幼少児だと運動した後に踵の後下方の痛みを訴えることがあるようです。踵骨後方の骨端核に硬化像や分節像がレントゲンを撮ってみるとみられるようです。これは踵骨骨端症でSever病(セバーあるいはシェーバー)病とよばれるようです。成長期の痛みで予後は良好で機能障害を残すことなく治ります。もうちょっと大きくなると土踏まずの付近に痛みと圧痛を感じたりジョギングをはじめたら土踏まずが痛くなった。等 の訴えで病院へ受診するひとが多いみたいです。これは足の縦のアーチを保持する足底腱膜あるいは足底筋膜とよばれるものがジョギングなどでアーチをつぶす負荷が加わり微小な損傷が生じます。これによる慢性炎症のために、足底腱膜が線維化と瘢痕化を起こし、短縮した足底腱膜に更なる過度の緊張が加わって痛みが生じます。 これが足底腱膜炎あるいは足底筋膜炎とよばれるものです。かかとの高い靴などで外反母趾などの足の痛みや変形を訴える女性もおおいですけど、こういった足底腱膜炎や足底筋膜炎を訴えるのも多いみたいです。中年以後の踵の痛みの場合は、朝ベッドから降りて歩き始めたらとかかとが痛む。歩かないで安静にしていると、かかとの痛みは治まったりします。なかなか治り難く、早くて3ヶ月長い人だと3年かかってやっと症状がなくなる人もいます。足のうらには足底腱膜というのがあり、この足底腱膜は踵骨と足趾の付け根(MTP関節という)を結んで、足の縦のアーチを維持しています。これが起立歩行に際して緊張を強いられ、その付着部である踵の骨のところに炎症をおこします。これが足底腱膜付着部炎という病状です。レントゲンを撮ってみて踵の骨にトゲのようなものが写るときがあり、これは慢性的に足底腱膜が引っ張られるストレスがかかった結果、引っ張られる方向にとげのように骨がでてきます。これは踵骨棘と呼ばれます。軟骨がでているのでなかなか痛みが無くならないようです。

踵(かかと)が痛いときの治療法

踵(かかと)が痛いときには整形外科などの病院や接骨院などの診察や治療をしてもらえるところで診断してもらうと思います。レントゲンなど撮ってみたり触診などで詳しく調べると思います。症状によってかかとの痛みの治療が変わります。たとえば子供のセバー病などは所の安静や温熱療法、湿布などをして様子を見ることになります。もう少しおおきくなっての足底腱膜炎あるいは足底筋膜炎の場合の治療法ですが足底腱膜の硬結がなくなるまで、運動を控えるとか、シリコンなどの軟らかい材質のアーチサポートを使用して、硬結を刺激しない。足底腱膜の緊張を緩和させる。消炎鎮痛剤、湿布をもちいるなどして痛みが治まるのを待ちます。足底腱膜付着部炎の症状ですと治療は長くなります。ストレッチをしたり、アーチサポートを使ったり、足底腱膜付着部にステロイドホルモンの注射をしたり、湿布や消炎鎮痛剤などで治します。ストレッチは毎日根気よく続けることが大事です。ひどい症状だと外科手術が必要になるかもしれません。

外反母趾

外反母趾は特に若い女性の人が足の親指の痛みや変形を訴える。外反母趾の症状ですが、母趾(足の親指)が小趾(足の小指)の方向へ外反した状態(外側に倒れた状態)で見た目には足の親指が変形した状態です。一般的に、母趾の外反度が15度以上になると視覚的(見た目)に外反母趾だと分かります。外反母趾の原因としては、先天性や他の疾患(関節リウマチなど)により発生するものと、パンプスや踵の高いハイヒールなどの履物などのが原因で発生するものとがあります。最近では、足の機能を無視した間違った靴選びが原因と考えられる症例を多く経験します。デザインで選んで自分の足にあっていない靴をはき続けることで変形して外反母趾になるケースも多いようです。症状は母趾の根元(母趾中足骨骨頭)の突出や変形、痛みです。中には足底部の変形により胼胝(たこ)の痛みを訴える症例もあります。レントゲン検査では母趾中足骨骨頭の骨性隆起や関節の亜脱臼、変形を認めます。治療は保存的治療(手術しない方法)が原則です。まず、履物の指導やストレッチングの指導を行います。又、外反を矯正するための各種の装具療法を勧めます。これらの保存的治療にて効果の得られない症例では手術的治療が検討されます。術式は、現在まで150種類程度報告されており、患者さんの症状や変形の程度、生活様式に応じて骨切り術や関節固定術、関節形成術、人工関節置換術など選択されます。外反母趾での足の痛みは日常生活で支障が出ることもあり、また治りにくいことも多いようです。ですのでシューヒッターなどの靴を選ぶときの専門の店員さんなどに助言してもらいながら自分の足にあった履きやすいシューズを選ぶことが大事ですね。
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